今、欲しいのはこのコート！【5階 紳士服】

コート選びにきちんと時間とお金をかければ、冬のスーツスタイルがワンランク上の完成度に。上品で洒脱な印象を与えてくれる、おすすめのコートをご紹介しよう。

例えば定番のチェスターコートも、スタンド衿風のデザインを選ぶことで、マフラーやストールを使ったアレンジの幅がぐんと広がる。

ポール・スチュアートの新作コートは、シャープなシルエットと編地で表現したヘリンボーン柄、そして少し変形させたチェスター風の襟デザインが特徴だ。
インナーにダウンベストをレイヤードすれば、ウールコートだけでは物足りない防寒対策もバッチリ。おまけに、ダウンベストは単体でもカジュアルコーディネートに使いまわせるという優れものだ。



思い切りエレガントに装うなら、タケオ キクチの王道チェスターコートを選びたい。1733年創業のミルメーカー ピアツェンツァ社がタケオ キクチのためだけに作ったというオリジナル生地「TENDERNSS」は、触れる前からその上質さが伝わってくる。

ピアツェンツァといえば有名な、アザミを用いた加工法によって、ウール×カシミヤ混の生地は軽く柔らかく仕上げられている。大人の品格が漂う一着は、袖を通すたびに背筋がすっと伸びそう。