“2013AW 新ブランドインフォメーション”
素材にこだわる英国スタイルのビジネスアイテム【5階 五大陸(gotairiku)】
8月24日(土)からオープンする新ブランド紹介第2弾は、昨年20周年を迎えたオンワード樫山のオリジナルブランド「五大陸(gotairiku)」だ。英国の伝統をベースに、日本のビジネスマンの”こだわり”に応える東京発の国際服。伝統を基本にしながら、今の時代感を融合したモダンなブリティッシュ・スタイルを提案している。
2013年AWのテーマは、『 LES ANNEES FOLLE(レザネ・フォール)』。フランス語で「狂騒の時代」という意味を持ち、第一次世界大戦が終結した1918年以降の平和と活気が戻ってきたパリがモチーフだ。大戦後の開放感と好景気につつまれたパリの街は、夜な夜な社交クラブでイギリス文化に心酔するスーツ姿の男たちの時代でもあった。
■scene1:モンパルナスのサロンに集まるジェントルマンのスーツスタイル当時、パリの中心地であったモンパルナスのカフェには、ピカソやシャガールなど多くの芸術家が集っていた。その屋根や絨毯に見るボルドーやブートニエールから連想される紳士三原色。その中の「グレー・ネイビー」を基調としたクラシックスタイルをフレンチテイストにコーディネートしたイメージのシーンだ。
英国のしっかりとしたもの作りをベースにフランスの感性をプラスさせ、シーンの中で生まれた「LONDON SHRUNK」コレクション。ロンドンシュランクコレクションの生地は、1842年に創業し、2012年に170周年を迎えた世界最高峰といわれる英国の老舗マーチャント(服地商)「ドーメル社」にオリジナル素材を発注した。
ゆっくりと乾燥工程を行う伝統の縮絨仕上げで、しっかりと服地の目を詰めることで綺麗なドレープ性を生み出し、奥行きを感じる生地に仕上がっている。
さらに、縮絨による微起毛が光の当たり具合によって、高級感あふれる陰影を生み出してくれるのだ。
スーツ、ベスト、パンツを同生地でパターンメイドできるので、3ピース揃えてみるのもいいだろう。世界を代表する高級服地を使用して、お求め安いプライスで提供しているロンドンシュランクコレクション。自分だけの大人なスーツをぜひ手に入れていただきたい。
■scene2:英国羊毛のツイードジャケットが古きよき時代の旅情を誘う鉄道が発達し、富裕層にとって隣国への旅が身近なものとなった1920年代。旅をする際もドレスアップするようになった。彼らは、狩猟や乗馬服をアレンジして、自然を感じさせる「ブラウン」「ベージュ」「グリーン」「オレンジ」といった深みのあるカラーを好み、ツイードやフランネルなど表情豊かな素材を纏うようになっていった。
昔ながらのほとんど加工を施していないクラウン・フォレスト種から採れる英国羊毛原料を使用したオリジナルツイードのジャケットは、バルキーな風合いとコシの強さが特徴だ。このオリジナル素材が、ツイード本来の味わいを重視しながらも柔らかなな着心地を実現させた。
「英国の森のシーン」をイメージし、カラーは4色展開。各糸の僅かなアクセントカラーにまでこだわり、独特な深みのある色味を表現している。こちらのアイテムは10月10日から発売予定となっている。
1920年代のファッションを意識した13AWの世界観を、ぜひショップ内で味わっていただきたい。
◆ご紹介のアイテム
DORMEUILスーツ(グレーヘリンボーンストライプ) 82,950円
ブリティッシュフォレスト カラーツイードジャケット 48,300円
阪急メンズ東京 5階 五大陸
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