「アレキサンダー・マックイーン」の遊びをピリリと効かせて
合わせやすいけど、ちょっとだけ差をつけたい。そんな時に役立つのが、「アレキサンダー・マックイーン」の遊び心だ。「アレキサンダー・マックイーン」といえば強烈なデザインをイメージしがちだが、それはあなたの選び方次第。例えばこちらにご紹介するベーシックなアイテムであれば、ベースは定番なので着まわしがきく、けれど遊び心もちょっぴり感じられるので、合わせやすく差もつけられる、というわけだ。
リバーシブル レザー ボンバージャケット ¥471,900
しっとりと柔らかなラムレザーを表に、チャコールグレーのシックなウールを裏面に使用した、リバーシブルのボンバージャケット。レザーの光沢に随所のメタルパーツがさらなる輝きと高級感をプラス。アイテム自体はタフだが、むしろリッチ感が際立つ稀有なボンバージャケットだ。
裏返せばシックなブルゾンに一変!
ラムレザーのブルゾンをひっくり返すと、シックなウール素材の一枚に変身。表側にレザーを貼り合わせているとは思えないほどの美しい仕上がりで、リバーシブルに見えない完成度の高さが魅力だ。袖と裾にはさり気なくブランドロゴをプリントし、遊び心が光る。
ハーネス バーシティ ボンバージャケット ¥269,500
両肩にサテン素材のハーネスモチーフを取り入れたバーシティ ボンバージャケット。カジュアルなアイテムを光沢素材で仕上げる妙味や、ボタンをダークブラウンにするなどの独特の配色に、同ブランドらしい遊び心と個性が宿る。保温性があるので冬に着用できるのも特徴だ。
パッチワークロングニットカーディガン ¥292,600
ジッパーを開くと、赤いニットがちらりと覗く、レイヤードデザインのロングニットカーデ。ジップを閉じれば切り替えたニットの編み地が際立つ、ワザありの黒ニットとしても着用でき、今冬の主役になってくれること請け合い。
阪急メンズ東京 3F アレキサンダー・マックイーン
(直通電話番号03-6252-5316)
リッチな大人はみ〜んな「ニット」が上手い
ニットな大人の男、をアピールする上で欠かせないアイテムが「ニット」。とはいえ定番のアイテムだけに、そこには当然他の人と違う“差別化”が必要なわけで。そこでおすすめしたいのが、「ニール バレット」のニットアイテムだ。極上の素材使いにデザインと色で差別化を図った一枚は、この冬リッチな大人をアピールするのに最適な仕上がりと言えよう。
ホワイトニットブルゾン ¥134,200
今年でブランド創立20周年を迎えた「ニール バレット」の、最新2020秋冬コレクションからの一枚。手触りの良い上質なウール100%のミドルゲージニットにジップアップをあしらい、リッチ感と着脱の楽チンさを融合。大きな襟のデザインがさらなる高級感を演出する。
ブランドネーム入りのダブルジップ
着脱の楽チンさに加えて、シルエットのアレンジができるようにジップはダブルジップを採用した。それぞれのジップにはブランドロゴを刻印。こうしたディテールの仕上げにこだわるからこそ、「ニール バレット」のニットはリッチにキマるのだ。
コレクショングラデーションニット ¥107,800
アルパカ、ウール、アクリル、ナイロンの4種混素材を、グラデーションで染め上げたインパクトのあるクルーネックニット。大胆にあしらわれた切り替えデザインがスポーティーで、ニット一枚でオシャレが楽してキマる。地厚ながら高級素材であるアルパカ毛を混紡することで、見た目、物理的の両面で温かみがある。インナーとしても、コートを脱いで一枚でもオススメ。
阪急メンズ東京 3F ニール バレット
(直通電話番号03-6252-5317)
「タグボート」で過ごす“アートなひととき”
阪急メンズ東京で提供するものは、何もファッションだけではない。7Fにある「タグボート」では、定期的に作品を入れ替えたアート展示を行っている。そこでいま展示されているのが、描画技法で高い評価を集める気鋭の作家・清水智裕氏だ。絵の具で描くのではなく、塗った絵の具を“拭き取る”ことで形を浮かび上がらせるかつてない手法を、間近に見ることができる。
再会 Reunion ¥498,135
2018年に作成された「再会」は、絵の具を重ねることで深みのある表現を可能にした、清水氏のかつての描画方法で描かれた作品。ストーリー性を感じる彼ならではの魅力に触れることができる。今後このタイプの作品が描かれなくなる可能性もあるので、彼のストーリー性のある作風が好きな人は、ぜひ手に入れておくべき一枚。910×727mm。
アクト Act ¥531,135
今年に入って新たに取り入れた“拭き取り”の技法による、本展のメイン作品。「顔の表情よりもフォルムやシルエットを描きたい」という想いから、フォルムが際立つ絵→タイトな服で決めポーズという、フォルム優先の斬新な発想が面白い。ミニマル調ではあるが、岩の上のハレーションなど、モノトーンの中にも光や色を感じる、コレクションにふさわしい一枚。910×910mm。
“拭き取り”による色の表現も奥深い
絵の具を重ねて塗り、それを拭き取ることで下層の色が出てくるという、拭き取り技法での色表現を描いた作品。水辺に浮かぶ岩を描いた「Still 2」(¥119,460、410×410mm)や、質感まで再現されたパウンドケーキ「Portion 1」(¥86,130、333×333mm)、「Portion 2」(¥86,130、333×333mm)など、清水氏の興味が色濃く反映されている3枚だ。
白と黒を基調としたモダンな「タグボート」
7Fにある「タグボート」は、黒い外観と真っ白な内装が目印。お買い物の合間に立ち寄って、インテリジェンスなひと時を味わうことができる。清水智裕氏の展示は12月19日(木)まで展示される予定だ。
阪急メンズ東京 7F タグボート
(直通電話番号03-6252-5403)
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