アートな表情を創るスマートフォンケースカバー/アイウエア【alain mikli 】
ステンドグラスを想起させるデザインのスマートフォンケースカバー。こちらはとあるアイテムと同じ素材を使用し作られている。ヒントはケース裏側のネジ止め部分。従来のスマートフォンケースならば取り外しが容易にできるものを、あえてネジ止めの仕様でデザインしている。
重要な部分のネジ止めがあるアイテム。タイトルからお気付きの方も多いかもしれないが、これらのスマートフォンケース、発売しているのは“アイウエア”を代表する「alain mikli(アラン ミクリ)」である。
こちらのアイウエアは、2006年に展開された「アイディール」コレクション。色の花火を表現したこのコレクションから、この度スマートフォンケースが登場した。初回生産のみで展開されるこのスマートフォンケースは、アランミクリファンだけに留まらず、多くの方が手に取られる人気アイテム。
上品なだけではなく、カラーやデザインに対しても常に新しいセンスを提案していくアランミクリらしさは、まるでモダンアートのよう。そのアートのテイストをスマートフォンという必需品から、表情の一部であるアイウエアに取り入れてみれば、きっと新しい自分に出会えるはずだ。
こちらはアランミクリ初の試みである「ハンドメイド イン ジャパン」コレクション。その名の示す通り、フランスでデザイン、日本で制作を行うことにより様々なコストを削減し、新しい価格帯を提案している。
私も一度試してみたのだが、アランミクリのアイウエアは軽くてフィット感があり、非常に掛け心地が良い。バネ蝶番がテンプルの動きにフレキシビリティを持たせて非常に軽やかだ。このおかげで型崩れもしにくい。
デザインだけに目がいってしまいがちではあるが、確かな技術力の下に機能性もしっかりと持ち合わせたアイウエア。
ショップを初めて訪れると、アランミクリの持つアート性に「自分でつけるには…」と腰を引いてしまう方もいるかもしれない。そこで“まずまず無難だ”と思う一点を手に取るのではなく、一言スタッフにお声掛けいただければと思う。全く違った角度から、新しい自分に、新しい表情にきっと出会えるはずだ。

クリスマスフェア
◎2011年12月25日まで
税込21,000円以上お買上げの方にパスケースをプレゼント。詳しくはスタッフまでお尋ねくださいませ。
(※写真のパスケース下のケースは別売りです)
(※数に限りがございます。ご了承くださいませ)
(過去記事)祐真朋樹氏来店「Tomoki Sukezane×alain mikli」vol.1
(過去記事)アラン・ミクリ氏来店「Tomoki Sukezane×alain mikli」vol.2
◆ご紹介のアイテム
(写真1、2枚目)
「アイディール」スマートフォンケース(iPhone4/4S対応) 12,600円
コレクションケース(アイウエア3本収納可/全13色) 25,200円

「アイディール」アイウエア フレーム 45,150円
(写真5枚目)
「ハンドメイドインジャパン」アイウエア フレーム 29,400円
※阪急MEN’S TOKYO限定カラー
阪急MEN’S TOKYO 1階 alain mikli
「MARVIN」個性派クラシックの腕時計【TIME&TABLE Rusk】
「変化球を持ちつつビジネス対応も◎」といったスタイルに弱い――のは私だけではない、と勝手ながらに思っている。白文字盤にブルーの針が鮮やかに映えるのは「MARVIN(マーヴィン)」の腕時計。こちらは1850年スイス生まれの老舗ブランドだ。
老舗とはいうものの、機械時計らしいレトロ感を全面に押し出しているわけではなく、現代的なスマートなスタイルも兼ね備えている点が好ましい。結納返し、記念日といった特別な節目の日に選ばれる方も多く、とても特別感ある存在である。
こちら、レギュレーターという特別構造を用いて3針独立表示させている。シンプルながらも個性的な顔を持つマーヴィンの時計、キーワードは「赤」と「8」。
お気づきだろうか?8時を示す位置が赤くポイントされている。これはマーヴィン全ての時計に共通しており、このマーヴィンレッドの謎はブランド188周年を迎える2038年に明らかになると言われている。
次にご紹介するのはマーヴィンを代表するクッションケース型、通称“カエル”。パンチングレザーのカーキ色ベルトと裏の赤色が相まって、前者に比べるとカジュアルな印象になる。
しかしこちらは不思議なことに、腕につけるとしっとりと落ち着くのだ。カーキは押し出していくカラーではなく肌に馴染むためか、この部分は一度実際に腕につけてお試しいただきたい。
特徴的なダイヤルデザインの「フライングアワー」は店長イチオシのアイテム。上品ながらも控えめでモダンなスタイルは、キレイめなスタイリングに合わせていただきたい。バンド部分にはステッチが入っているため、堅い印象になり過ぎない。
何よりも文字盤のカラーが美しい。シルバーともシャンパンゴールドとも言えない独特の風味を写真で表現できず、心苦しい限り。
高品質、優雅さと共に優れた価格帯にも注目していただきたい「MARVIN」。
この時期になると、ギフトを探しに下見に来られるお客様も多い。女性と違いオンシーンでアクセサリーを付ける機会の少ない男性。そんな男性が肌身離さず持つことのできる“腕時計”というアイテムだからこそ、特別な相手には特別なストーリーを持ったものを選んでいただきたい。
(過去記事)「Bell&Ross」機能美にこだわった完璧なプロポーション
◆ご紹介のアイテム
(写真1、2枚目)「MARVIN」マルトン160ラウンド 294,000円
(写真3枚目) 「MARVIN」マルトン160クッション 105,000円
(写真4枚目) 「MARVIN」マルトン160レクタングラー 126,000円
阪急MEN’S TOKYO 地下1階 TIME&TABLE Rusk
ワガママを叶えるコート+ジーンズ【DENHAM】
前回に引き続き、「オン・オフ使える」「飽きがこないように主張しすぎない」「同時に普通すぎない」ワガママなコートを探しに出かけている。襟のデザインとバックスタイルが“優等生”におさまらないピーコート、見つけたのは6階のインターナショナルジーニングギャラリー。
「DENHAM(デンハム)」は2009年に設立されたオランダブランド。独特なデザインスタイルとハイデザインのプレミアムジーンズを中心に、トップスとアクセサリーのコレクションを展開している。デンハムといえば、2010年に世界で2番目のフラッグシップショップが代官山にオープンしたニュースがつい先日のように感じられる。
このピーコート、生地はフランネルを代表するフォックスブラザーズ社のもの。名前からトラッドなフランネルスーツを想像するブランド生地を、いわゆるピーコートらしい“優等生”にまとまり過ぎないようなデザインで使用しているところが面白い。それもそのはず、こちらはピーコートとモーターサイクルジャケットを掛け合わせてデザインされたコート。袖の付き方や切り替え等細かいポイントに注目していただきたい。また裏地にはデニムといったデンハムらしい表情が垣間見えている。

オフスタイルで合わせていくならもちろんジーンズ。デンハムのジーンズは、毎期のコレクションテーマが設定されているのではなく、1本ごとにテーマが存在する。こちらは1920年代のアメリカの鉱山をイメージして作られたモデル。全体的に洗いがかけられた後、手作業で細かい表情がつけられている。やり過ぎない立体裁断がポイントで、膝裏に綺麗に皺が出るように作られているため、履いた時のシルエットにも注目していただきたい。

平面になってしまいがちなピーコートに表情豊かなジーンズを合わせることで、動きを持たせたスタイリングを創り上げることができる。
ホワイトバンドに記された「made in Japan」通り、染め、縫製は日本で行われているため、デザインだけでなく作りもしっかりとしている。
コートは、もちろんオンスタイルでスーツに合わせていくのもOKなので、1枚持っていればこの冬大活躍間違いなし。いいものを長く使っていきたい方にオススメの一品。
またデンハムのメインはジーンズ。こだわりのテーマを持ったジーンズの取り揃えがあるため、ジーンズをお探しの方は一度チェックしていただきたい。
(過去記事)ワガママを叶えるコート【FENDI】

◆ご紹介のアイテム
ピーコート 94,500円
ジーンズ「JAL WASH」 54,500円
阪急MEN’S TOKYO 6階
インターナショナルジーニング
DENHAM
デザイナー:ジェーソン・デンハム
イングランド生まれ。彼のキャリアは1992年、U2のジーンズを製作しているジョー・ケイスリー・ヘイフォードのワークショップからスタート。Pepe Jeansのプロダクトマネージャーとしてキャリアを積んだのち、Clinic+を設立。LVMH, Swift denim & Kuyichiなどクライアントの、デニムマーケット内での明確なポジション確立をサポート。2001年にBlue Bloodを設立。2009年DENHAM設立。
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