洋服選びに役に立つ『洗濯絵表示』~漂白編~
前回の『洗濯』に引き続き、今回は「漂白」をご紹介。
新しい洗濯表示の「漂白」を表す記号は△マークである。
家庭で使われる漂白剤には「塩素系」と「酸素系」の2種類がある。
《塩素系》
酸素系よりも漂白力がかなり強い為、白物専用で色柄物には使用できない。除菌力や殺菌力が高い。
《酸素系》
塩素系よりも漂白力が穏やか。色物や柄物にも使える為、一般的に使われているのはこちら。部分汚れなどに直接塗ることもできる液体タイプと、水または40℃以下のお湯によく溶かしつけ置き洗いができる粉末タイプがある。
洗濯絵表示の具体例を挙げると、
塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる。
酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない。
漂白処理はできない。
洗濯だけでは落ちない汚れを落とし、清潔感をキープするのにかかせない漂白剤。とても便利な反面、間違った使い方をすると色落ちや生地を痛めてしまう原因にも。
汚れのタイプや衣類による使い分けを知ることが自身のワードローブを長持ちさせる秘訣となる。
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